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きゃっと空中三回転。


by keiconbu

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愛しのローズマリー

公式サイト。

だいぶ前にビデオでみて、スカパーでもここ最近、何度か放送していたので、久しぶりに見ました。
ジャック・ブラック主演で、相手役がグィネス・パルトロゥ。
「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟の監督作で、テンポよく笑わせてくれて、ハッピーな気持ちになる映画です。

主人公ハルは、超面食いで、中身は二の次でとにかく女性は見た目が重要と思っています。それというのも幼い時に亡くなった、”薬のせいで意識が朦朧としていて、かなり訳のわからん状態の”お父さんの遺言のせいなんですが。
お世辞にも、かっこいいとは言えないハルなので、当然、高望みばかりでいつも振られてばっかり。
ある日、とても著名な心理療法の専門家と、偶然にもエレベータに閉じ込められてしまい、救助を待つ間、暇に任せて身の上話をしていたら、「うわべだけで人を判断するようでは、君はずっと不幸だ」といわれ、うわべではなく、人の内面の美しさが見えるように催眠術をかけられます。

この辺が、まるで魔法のようで「えー?」と思うんですが、「人の内面の美しさと言うのは、必ず外に現れる。見ようとしなければそれは見えない」のだそうで、ハルは、そういうものがはっきり見えるように暗示をかけられたのでした。という設定。

その日から、ハルの生活が一変。たまたまタクシーに乗り合わせたものすごい美女が、恥ずかしそうに電話番号を教えてくれたり、クラブにいったら美女3人組と一緒に大盛り上がりになったり。どの女性にモーションをかけてみても、全てがうまくいってしまう。
当然、ハルには美女に見えてみる女性達は、実際はあんまり美人じゃない子達ばかりで、男の人から気軽に声をかけられるようなタイプじゃないので、ハルの誘いに嬉しそうに応えるのです。

そんななか、とうとう理想の女性にであうのです。それがローズマリー。ハルには清純でスレンダーな美女に見えていますが、実はものすごい巨体。
親友のマウリシオは、最初はやけくそになったのかな、と思っていたけど、「ゾウのようにか見えない」ローズマリーにどんどんはまっていくハルが心配になってきて、ハルに暗示をかけた心理学者に会いに行きます。

まあ、ボランティアをやっているからいい人・内面が美しい人とは限らないのですが、ここに出てくる「ハルにとっては美形の人たち」は、卑屈になることもなく人生を楽しんでいて、自分のしていることにも誇りを持っている人たち、と捕らえた方が素直に楽しい映画だと思います。

ハルには美女なんだけど、本人はもちろんそうは思っていないから、性格も地味だし表情もどこか乏しげなキャラクターなので、やたら派手な顔の女優がやっていたら、あんまり説得力なかったかも、と思うので、グィネス・パルトロゥという配役はいいなーと思いました。
最後の方なんか、かなりチャーミングにみえてきちゃうし。
ジャック・ブラックもいい男に見えてくるし。

「メリ首」もそうですが、この監督は、性格のいい女性というのを、あんまりイヤミっぽくならずに描けるのがすごいなーとおもいます。それと、恋する男の表現も、かわいくて面白くて好きです。

あんまり深いことを考えずに笑えて、終わった後に「あーいい話だったー」と思える映画です。
by keiconbu | 2004-05-24 17:15 | ~過去の雑記

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